フリーランスを目指している方にとって、お金に関わる情報は重要です。生計を立てるために収入事情やお金の稼ぎ方を知っておく必要があります。また、フリーランスは会社員と異なり、自分で確定申告を行い、自分で税金を納めなければいけません。
収入が安定しにくいフリーランスの働き方ですが、多くのフリーランスはどのようにお金を稼いでいるのでしょうか?また、どのように確定申告を行い、どのような種類の税金を納める必要があるのでしょうか?
今回の記事では、フリーランスを目指している方に向けて、当サイトで紹介してきた記事を改めて振り返りながら、フリーランスのお金に関連する情報を紹介していきます。この記事を読むことで、お金に関する理解を深められますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.フリーランスの収入事情
ランサーズ株式会社が実施した調査※1によると、フリーランスは以下の4タイプに分けられます。
- 副業系すきまワーカー:常時雇用されているが、副業としてフリーランスの仕事をこなすワーカー。
- 複業系パラレルワーカー:雇用形態に関係なく2社以上の企業と契約ベースで仕事をこなすワーカー。
- 自由業系フリーワーカー:特定の勤務先はないが独立したプロフェッショナル。
- 自営業系独立オーナー:個人事業主・法人経営者で、1人で経営をしているオーナー。
それぞれのタイプごとの平均年収は、以下の通りです。
- 副業系すきまワーカー:63.9万円
- 複業系パラレルワーカー:108.4万円
- 自由業系フリーワーカー:57.8万円
- 自営業系独立オーナー:354.8万円
フリーランス全体の平均年収は「146.2万円」となっていますが、フリーランスによっては1,000万円以上収入を得ている人も一定数見受けられます。高収入を目指している方は、効率的にお金を稼ぐ方法を理解することが大切です。
フリーランスの年収事情の詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
参照(※1):フリーランス実態調査 2021
2.フリーランスのお金の稼ぎ方
フリーランスが効率的にお金を稼ぐにはどうすればいいのでしょうか?主なフリーランスのお金の稼ぎ方は以下の通りです。
- スキルを身につける
- 副業から始める
- 情報収集を行う
フリーランスが高待遇の仕事を獲得するためには、一定のスキルが必要になります。クライアント企業はフリーランスに対して即戦力を求めているためです。スキルが不足している方は、スクールやオンライン講座などを利用してスキルアップを目指しましょう。
また、仕事の基盤を整えるために副業から始めることをおすすめします。独立後に収入がゼロになる期間を作らないためにも、退職前に準備を進めることが大切です。
さらに、好条件の案件を獲得するには、普段から情報収集を行うことをおすすめします。
フリーランスのお金の稼ぎ方については、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
3.フリーランスの報酬事情
フリーランスは1件あたりどれくらいの報酬をもらっているのでしょうか?中小企業庁が実施した調査※2によると、仕事一案件あたりの報酬に関する質問で、「100万円未満」と回答した人の割合は全体の84.1%に及ぶことが明らかになりました。
1件あたりの受注額は少額である傾向にありますが、「100万円〜300万円未満」と回答した人も10.0%、「300万円〜500万円未満」と回答した人も2.0%、「500万円以上」と回答した人も3.9%存在することから、高い報酬で仕事を引き受ける人もいることが伺えます。
フリーランスの報酬事情に関しては、以下の記事で詳細を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
効率的に好条件の案件を獲得したい方は、PANDAフリーランスのLINEを友達追加してみてください。様々なプロジェクトに関わるエンジニアや、コンサルタント、大手企業がクライアントになることが多いSAPコンサルタントなどに向けた案件情報も多数紹介しています。
参照(※2):フリーランスの実態
4.フリーランスの税金
フリーランスは会社員と違って、自分で確定申告を行い、税金を納める必要があります。そのため、納める税金の種類や、税金額、税金の計算方法などの基本的な知識を身につけておくことをおすすめします。
フリーランスが支払う税金には以下の通りです。
- 所得税
- 住民税
- 国民健康保険料
- 国民年金
- 個人事業税
- 消費税
所得税は収入から必要経費と控除を差し引いた額が課税対象になります。税率に関しては、国税庁のホームページで確認するようにしてください。
また、住民税に関しては、所得に応じて課税される「所得割」と、所得額を問わずに定額で課税される「均等割」で納税額を算出します。
他にも、国民健康保険料や国民年金、個人事業税、消費税など、納税義務が生じる可能性がありますので、以下の記事を参考にしながら、納税する税金の種類を確認しておきましょう。