フリーランスの働き方は自分に合っている?適正をチェックしよう!

  • 2021年10月31日
  • 2021年10月30日
  • 働き方

自由な働き方が魅力的なフリーランス。「現在は会社員として働いているけど、将来的はフリーランスを目指したい」という方も多いのではないでしょうか?

ただし、フリーランスの働き方に対する自由なイメージだけではなく、リアルな事情を知っておくことが大切です。実際の働き方を知らないままフリーランスに転身してしまうと、思うように仕事を獲得できずに失敗してしまう可能性があります。

今回の記事では、フリーランスの働き方は自分に合っているか確認したい方に向けて、フリーランスの適正チェックを紹介します。この記事を読むことで、フリーランスとして働くべきか判断できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスの働き方とは

フリーランスの働き方は自分に合っている?適正をチェックしよう!_1

パンダくん
パンダくん
ここでは、フリーランスの働き方をデータを参考にしながら確認していきましょう。フリーランスのリアルな働き方を知ることで、自分がフリーランスに向いているか判断できるようになります。

労働時間・定休日

中小企業庁が実施した調査※1によると、フリーランスの平均労働時間は7時間余りであることがわかりました。

8時間と回答する人の割合が最も多く、全体の23.9%となっています。続いて6時間と回答する人の割合が14.8%、5時間と回答する人の割合が12.9%という結果になりました。

また、フリーランスの定休日に関しては、定休日を特に定めていない人が全体の76.6%となっています。定休日を土日・祝日に固定しているフリーランスの方は21.8%ということが明らかになりました。

以上のことから、フリーランスの労働時間や定休日は自分のスケジュールや仕事量にあわせて決めている人が多く、自由な働き方を実現している人が多いことがわかります。一方、フリーランスの中にはほとんど休みを取得せずに、働いている人も一定数存在することが予想されます。

参照(※1):フリーランスの実態

労働場所

日本政策金融公庫総合研究所が実施した調査※2によると、働く場所に関して「自宅の居室」と回答した人の割合が全体の61.1%に及ぶことがわかりました。また、職住一致しているフリーランスの割合は全体の75.3%となっています。

つまり、多くのフリーランスが自宅から働いているということです。オフィス代や移動時間を節約できるため、自宅から働いている人が多いことが伺えます。

一方、自宅と独立した事務所・作業場等や顧客から指示された場所、業務用の車両と回答した人が一定数存在したことが明らかになりました。

フリーランスの契約内容によっては、会社員と同様に会社に常駐して働くケースもあることを覚えておきましょう。

参照(※2):フリーランスの実態に関する調査

収入

フリーランスは仕事ごとに契約を結ぶ働き方であるため、収入が安定しにくい点を懸念する人が多くいます。ただし、フリーランスの収入は職種や仕事内容、契約期間などによって大きく異なるため、一概にはいえないのが実情です。

内閣官房日本経済再生総合事務局が実施した調査※3によると、フリーランスの仕事を本業としている人の中で、年収200万円以上300万円未満と回答した人が19%と最も多いことがわかりました。

先述した通り、年収は個人によって大きく異なるため、100万円未満と回答する人も、1000万円以上と回答する人も一定数存在します。1000万円以上の収入を得ているフリーランスは、大手企業のプロジェクトに関わっているなど、実績やスキルがあるケースがほとんどです。

参照(※3):フリーランス実態調査結果

フリーランスの働き方に対する適正チェック

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ここでは、自分にフリーランスの働き方が合っているか確認できるチェックリストを紹介します。チェックリストは以下の通りです。

  • 自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現したい
  • 自分の実力やスキルを試したい
  • 収入拡大を目指したい
  • 時間や場所にとらわれない働き方を目指したい
  • 家事や介護と両立したい
  • 副業を始めたい
  • チームではなく個人で働くのが得意
  • プライベートを充実させたい
  • 情報収集が好き
  • いつも効率的な方法を考えている
  • 楽観的である

フリーランスは自分のライフスタイルやスケジュールに合わせた働き方を実現できます。また、時間や場所にとらわれないので自由な働き方を目指したい方に向いています。

他にも、自分のスキルを試したい方や収入アップを目指したい方など、向上心がある方にもおすすめです。

さらに、フリーランスの働き方は収入が安定しにくく、自分で仕事を獲得する必要があるので、ある程度楽観的であり、情報収集を普段から行える人にも向いているといえるでしょう。

フリーランスの働き方が向いていない人

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ここまでフリーランスの適正チェックリストを紹介しましたが、反対にフリーランスの働き方が合っていない人の特徴には何が考えられるでしょうか?フリーランスに向いていない人の特徴は以下の通りです。

  • 安定した働き方をしたい
  • チームで仕事を進めたい
  • スケジュール管理が苦手
  • 時間に普段からルーズ
  • オンライン上でのコミュニケーションが苦手
  • 実力やスキルが不足している
  • 福利厚生などの制度を利用したい
  • 自分で貯金するのが苦手

フリーランスは仕事量によって収入が変動するため、安定した働き方を目指したい方にはおすすめできません。また、基本的に1人で仕事を進めるので、チームで仕事を進めたい方や一人でいるのが苦手な方には向いていないでしょう。

さらに、納期までに仕事を完了させる必要があるので、スケジュール管理が苦手な方や普段から時間にルーズな方はフリーランスの働き方は合っていません。

なお、会社員には国民年金の他に厚生年金が加わるので、将来もらえる年金額が増えますが、フリーランスの場合は国民年金のみが適用されます。フリーランスの社会保障制度に関して、以下の記事で紹介していますので、ぜひご参照ください。

フリーランスが加入する社会保険とは?自由な働き方を目指す前に理解するべき制度

自分にあった働き方を実現しよう

今回の記事では、フリーランスの働き方を目指している方に向けて、フリーランスの働き方に対するチェックリストを解説しました。フリーランスは好きな時間や場所で働くことができる、自由な働き方が特徴です。

一方、フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があるので、収入が安定しにくい点が懸念されます。そのため、安定した収入を得たい方にはおすすめできません。

フリーランスを目指す前に、まず自分はフリーランスの働き方に合っているか確認することが大切です。当サイトでは、フリーランスの関するお役立ち情報を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

パンダくん
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