好きな場所や時間で働けるフリーランスに憧れている人が多いのではないでしょうか？
近年、政府は今後の労働力不足を懸念して、雇用によらない働き方を促進しています。そのため、フリーランス人口は増加しており、経済規模も急激に拡大しています。
それでは、フリーランスに転身する人は何に魅力を感じて、雇用によらない働き方に挑戦するのでしょうか？今回の記事では、フリーランスの働き方のおける5つのメリットを紹介します。
フリーランスを目指している方は、この記事を読むことで、フリーランスになるべきか考えることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーランスの働き方に魅力を感じる人が増加
ランサーズの実施した調査※1によると、2021年時点でフリーランスは1,670万人存在することが明らかになりました。労働人口の24%をフリーランスが占めており、将来的にもフリーランスは増加傾向にあることが予想されています。
フリーランスの人口が拡大している背景には何が考えられるでしょうか？
同調査によると、あなたが雇用によらない自由な働き方を始めた理由は何ですか？という質問に対し、収入の拡大のためと回答した人の割合が51%、時間にとらわれない働き方をするためと回答した人の割合が35%、自己実現のためと回答した人の割合が23%、場所にとらわれない働き方をするためと回答した人の割合が20%になりました。
収入アップを目指している人だけでなく、自由なワークスタイルを実現したくてフリーランスに転身した人が多いことが分かります。次の章で、フリーランスの働き方におけるメリットを詳しく確認していきましょう。
参照(※1):フリーランス実態調査 2021
フリーランスの働き方のおける5つのメリット
メリット1：好きな時間に働ける
フリーランスは基本的に案件ベースで仕事を行います。そのため、納期に間に合うのであれば、好きな時間に自分のペースで仕事を進めることが可能です。
例えば、朝に集中して仕事を終わらせて、午後から自由時間を設けたり、週の前半で仕事を進めてしまい、後半は勉強に時間を使ったりすることができます。
自分のライフスタイルに合わせて仕事を進められる点は大きなメリットでしょう。副業としてフリーランスの仕事を引き受けている人も多く存在し、本業の隙間時間や、休日に仕事を行っています。
ただし、常駐型のフリーランスの場合、就業時間が決まっているケースもあるので、契約内容によって自由度は変わることを覚えておきましょう。
メリット2：好きな場所で働ける
フリーランスはオンラインで仕事を行うことがほとんどなので、インターネット環境さえ整っていれば好きな場所から働くことができます。
日本政策金融公庫が実施したフリーランスの実態に関する調査※2によると、自宅で仕事を行っているフリーランスは全体の61.1%に及ぶことが分かりました。
自宅で働くことで、勤務地まで移動する手間を省け、時間を効率的に使うことができます。また、交通費を削減できる点も自由な場所で働けるフリーランスのメリットに挙げられるでしょう。
さらに、フリーランスの中には海外で仕事を行うノマドワークを実施している人も存在します。海外におけるフリーランスの働き方について、以下の記事で紹介していますので、興味のある方はチェックしてみてください。
参照(※2):フリーランスの実態に関する調査
メリット3：定休日を自由に設定できる
フリーランスのメリットとして、定休日を自由に設定できる点が考えられます。会社員の場合、定休日が定められているケースが多いですが、フリーランスの場合は休日を自由に設定できるので、長期休みなども取りやすいのです。
実際に中小企業庁が実施した※3によると、定休日を不定休としているフリーランスが8割近くを占める結果となりました。つまり、自分のライフスタイルに合わせて休日を設定している人が多いということです。
例えば、混みにくい平日に休日を設定することで、ショッピングや美術館、映画など、落ち着いて楽しむことができます。また、月の前半に仕事を終わらせて、後半は旅行するなどの働き方も実現可能です。
参照(※3):フリーランスの実態
メリット4：自分のやりたい仕事ができる
フリーランスは基本的に自分で仕事を獲得します。そのため、自分のやりたい案件を選ぶことができ、好きなことを仕事にできる点がメリットとして挙げられるでしょう。
上記で紹介した通り、フリーランスに転身した理由として、自己実現のためと回答する人が一定数存在することが明らかになりました。つまり、自分のやりたいことを実践する手段として、フリーランスという働き方を選ぶ人が多いのです。
例えば、自分の趣味に関連した分野の仕事を行うことで、やりがいを感じることができます。また、大学で学んだことを活かしたい、これまでの自分の経験が役立つ仕事をしたいなど、仕事を通じて叶えたいキャリアゴールを実現できます。
メリット5：収入アップが期待できる
前章で紹介した通り、収入アップが理由でフリーランスに転身する人は、全体の半数以上を占めています。つまり、フリーランスになることで効率的に仕事を進めたいと考えている人が多いということです。
スキルがあるのに会社で正当な評価を受けられない、会社での給与がなかなか上がらないなど、不満を感じている会社員が多くいます。そこで、フリーランスとして独立することで、自分のスキルを最大限に活かし、実力に見合った収入を得ることができるのです。
ただし、スキルや経験がない人が高単価の案件を獲得することは決して簡単なことではありません。そのため、十分なスキルを身につけてから、収入アップのためにフリーランスとして独立することをおすすめします。
まとめ
ライフスタイルに合わせた自由な働き方や、ワークラフバランスへの関心が高まっている近年、フリーランスとして独立する人の数も増えています。フリーランスは時間や場所にとらわれずに自由な働き方を実現できるだけでなく、収入アップや自己実現を目指せるワークスタイルです。
仕事の自由度を高めたいという方は、フリーランスに挑戦してみましょう。当サイトではフリーランスに関する様々な情報を発信していますので、参考にしてみてください。
