働き方改革やコロナ禍に伴うテレワークの普及により、在宅ワークに興味を抱いている方も多いのではないでしょうか。
実際、テレワークを導入しているかどうかが就活時に求職者が注目する項目のひとつとなっています。
在宅ワークを望む方が増えている中、テレワークが当たり前になりつつある現代では、コミュニケーションの取りづらさなど、在宅ワークの課題も顕在化しています。
今回は、在宅ワークで働ける職業を紹介し、在宅ワークのメリットとデメリットについて触れていきます。
自宅でできるフリーランス向けの職種
初級編
- ブログ(アフィリエイト)
多額の設備投資や専門的な知識が不要で初心者が始めやすいのがブログです。
興味ある分野や得意な分野についてブログの記事を書き、Googleなどの広告収入やアフィリエイトで収入を獲得できます。
アフィリエイトは、自身のブログでオススメの商品やサービスを紹介し、ブログに訪問者がそのブログを介して商品・サービスを購入することで手元に紹介手数料が入る仕組みです。
アマゾンや楽天などの定番サイトはもちろん、A8.netやバリューコマースなどのASPサイトを利用するのが現在では主流になっています。
まずは会社員で副業としてブログを始め、軌道に乗ってきたら専業ブロガーに転向するのがオススメです。
- 動画配信・動画編集
今やテレビと同じくらい多くの方が動画配信サービスを視聴しています。
YoutubeやTikTok等の動画配信サービスに動画を投稿することで広告収入を得られます。
自身で動画を配信しなくても、他のYoutuberの動画を編集することでも収入の獲得が可能です。
自身で動画を配信する勇気がない方や、動画編集が得意な方は動画編集を仕事にしてみてはいかがでしょうか。
- フリーライター
ライターと言えば書籍や雑誌の執筆を行うイメージがあるかもしれませんが、現代ではWebメディアの記事を執筆することで収入を獲得できます。
Webメディアのライティングは初心者でも始めやすく、実績を積むことで仕事を受注しやすくなります。
フリーライターとして働きたい場合は、クラウドソーシングサイトで仕事を受注し、記事を書くことに慣れるようにしましょう。
中級編
- イラストレーター
絵を描くのが得意な方はイラストレーターとして働いてみてはいかがでしょうか。
企業や個人でイラストを描いてほしいと感じている方が、クラウドソーシングサイトでイラストレーターを募集しています。
イラストを描いてお金を得るため、クオリティーはある程度求められるものの、絵のタッチの好みは人それぞれで、実績を積むことで仕事を受注しやすくなります。
- 個人投資
将来的に価値が上がりそうな会社の株・不動産・証券などに資金を投資し、購入した価格よりも高く株を売ることで利益を得られる仕組みになっています。
インターネットが普及し、株に関するノウハウを紹介しているサイトや著書が多くあり、始めるハードルは高くはありません。しかし、コロナ課で経済が不安定になっている現代では、全く知識ない状態で利益を得るのは困難です。
- 翻訳
グローバル社会となった今、母国語以外の言語を話せることは決して珍しくはありません。
語学が得意な方は、翻訳家として仕事を始めてみてはいかがでしょうか。
クライアントから依頼されたデータを英語から日本語、日本語から英語に翻訳する仕事で、中国語・ドイツ語・フランス語など様々な翻訳依頼があります。
翻訳する内容は、小説や雑誌などの出版物や、ドラマや映画の翻訳など種類は数多くあります。
上級編
- プログラマー
パソコンが解読できる言語(プログラミング言語)を駆使し、クライアントが求めるシステムやWebアプリを開発する仕事です。
取り扱うプログラミング言語は、数多くあり状況に応じて使い分ける必要があります。
パソコン1台あれば仕事は可能ですが、高いプログラミングスキルが求められ、プログラミング教室に通ってスキルを習得する方も少なくありません。
- Webデザイナー
企業や個人事業のホームページやWebサービスのデザインを行い、Webサイトに特化したデザインを担います。
Webデザイナーとして働くためには、Webサイトを作るための知識はもちろん、高いデザインセンスが求められます。
こうしたスキルを身に着けるには、実際にWebデザインを運営している会社への勤務や、専門学校への通学が必要です。
- コンサルタント
コンサルタントには絶対に取得しなければいけない資格・免許はなく、取り扱う分野に精通していれば誰でもコンサルタントになれます。
引き受ける案件は、経営に関するコンサルタントを始め、会計コンサルタントやリスクコンサルタントなど数多くの種類が存在します。
コンサルタントとして仕事を受けるには、実績と信用が最も大切です。
多くの案件を経験し、信頼を積み上げる必要があります。
自宅で仕事をするメリット・デメリット
コロナ禍で在宅ワークを導入し始めた企業は少なくありません。
しかし、在宅ワークが普及した最近では、在宅ワークによる懸念点も顕著になっています。
<メリット>
- 通勤時間がなくなり、その時間を有効活用できる
- 人間関係の煩わしさが軽減する
- 転勤等の家族への負担がなくなる
- 好きな場所・都合いい場所で仕事できる
<デメリット>
- 孤独との戦いになる
- 世間の情報に鈍感になってしまう
- オンとオフの切り替えが困難である
- 社会的信用を得られにくい
在宅ワークは魅力的な働き方の一つとなってきていますが、その特徴はまさに一長一短で、自身に合うかどうかを精査する必要があります。
こうしたメリットとデメリットをしっかりと理解し、自身のキャリアプランを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、在宅でできるフリーランスの職業について触れ、業務内容と必要なスキルを紹介しました。
時間と場所に縛られない在宅ワークですが、初心者でも始めやすい仕事もあります。
気になっている方は自身に合う仕事はないか検討してみましょう。
ただし、在宅ワークは決してメリットだけではありません。
自身にとって在宅ワークが向いているのか検討する時にこの記事が役に立てば幸いです。