転職してフリーランスへ!新しい働き方のメリット・デメリット

  • 2021年9月2日
  • 2021年8月29日
  • 転職

近年では転職というものがかなり一般化してきました。
第二新卒という言葉もあるように、新卒で入社して3年目安での転職というのもよくある話です。

これまで常識だった終身雇用、定年を迎えるまで一つの会社でずっと働くといった働き方が大きく変わってきました。
自らのスキルアップのため、あるいは職場環境が合わなかったなど、理由はさまざまですが転職に対する認識は前向きなものも多くなっています。

そんな中で注目されているのが、企業に属さず個人として仕事をするフリーランスという働き方です。
今回はフリーランスで働くことのメリットとデメリットをそれぞれ詳しく紹介していきます。

転職をお考えの際は、ぜひ本記事をお役立てください。

フリーランスとして働くメリット

パンダくん
パンダくん
まずはフリーランスとして働くメリットからいくつかご紹介します。

会社員よりもストレスが少ない

例えば会社勤めだと、やりたい仕事でもやりたくない仕事でも、指示されたことは当然やらなければいけません。
人間誰しも、やりたくないことをするのはつらいものです。

その点フリーランスは仕事を自分で選んで契約するため、やりたい仕事だけを選べます。
やりたくないことはやらないので、そこにおいてはストレスを感じないと言えるでしょう。

人間関係の悩みがなくなる

上司や部下、または派遣やアルバイトスタッフなど、会社勤めではたくさんの人間関係が構築されます。
そしてそれこそが最大の悩みの種です。

苦手な同僚がいると、それだけで仕事に行くのがストレスになります。
会社を退職する理由の多くが人間関係からくるものです。

フリーランスであれば作業は自分一人でやることが多いため、こういった人間関係のストレスからは解放されます。

好きな土地で仕事ができる

全国に支店があるような会社で勤めていれば、会社の指示一つで勤務地が変わります。
転勤を断ることもできるかもしれませんが、いわゆる出世レースからは置いていかれるかもしれません。
家族がいれば尚更、転勤は容易ではないでしょう。

しかしフリーランスに転勤はありません。
どこで暮らしてもいいですし、作業場所も自宅やカフェなど自由に選べます。

定年の不安がない

会社で定められた年齢に達すると、自動的に雇用関係が解消されてしまうのが定年退職です。
しかし生活のためや健康のために働き続けたい人にとって、この制度はネックになります。

フリーランスは年齢にとらわれずいつまでも働けますし、続けているだけ付き合いの長い契約先も多くなり、安定した収入が期待できるでしょう。

休日を自由に設定できる

社会人になると、平日休みと土日休みで休みがかぶらず、家族や友人、恋人との時間が作れないというのは誰もが抱える悩みです。
また急なイレギュラーで休みや早退が必要な場合に、会社勤めだとそう簡単にはいきません。

自分のペースで仕事を入れられるフリーランスでは、休日設定もその日その日の作業時間も自分次第です。
会社勤めと比べると、自分の時間や大切な人との時間を作りやすい環境でしょう。

人脈を広げやすい

会社にいると、ルーティン業務や同じような仕事ばかりで、毎日関わる人はある程度決まってきます。
社外の人にしろ、同業種の人や得意先の人など、同じ人との交流ばかりになりがちです。

フリーランスはその人の持つスキルやフットワーク次第でさまざまな案件を取ることができるため、あらゆる業種、あらゆる人とつながれます。

副業がしやすい

会社勤めではそこでの仕事で手一杯になり、副業をしたくてもその時間的、精神的余裕がないことが多いでしょう。
自分の時間を調節しやすいのがフリーランスの良さです。

やりたいことが見つかれば、作業量を調節して時間を作ることができるため、いくつかの仕事を並行して進めやすいでしょう。

フリーランスとして働くデメリット

転職してフリーランスへ!新しい働き方のメリット・デメリット

パンダくん
パンダくん
次に、フリーランスという働き方のデメリットもしっかり理解しておきましょう。

賃金・案件が安定しない

会社にいれば基本的に毎月必ずお給料がもらえます。
業績の悪化がない限り、月の給料が下がることも少なく、ボーナスの支給も期待できるでしょう。

しかしフリーランスは、抱える案件次第で月の収入が左右されてしまいます。
契約相手の業績によっては案件の継続自体が難しくなるかもしれません。

保険に関する不安がある

健康保険・厚生年金・介護保険の3つに関して、会社勤めならば会社がこれら半額分を負担してくれていました。
しかし、フリーランスになると全てが自己負担になるため月々の支出が増えてしまいます。

仮に収入アップに成功しても、プラスマイナス0ということもありえるでしょう。
フリーランス転向後に慌てないために、目安として、給与明細の社会保険料が2倍程度になるということを覚えておきましょう。

社会的信用の面で不利になる

やはり会社で正社員というだけで、社会的に一つ信頼があるようです。
例えばクレジットカードを作る、家のローンを組む、賃貸を探すなどの際に、フリーランスだと審査が通りにくいといった弊害が出てくる可能性があります。

会社員の頃よりも収入が倍になって安定していても、それを第三者に証明することは困難です。
可能であれば会社員のうちに、これらのことを完結させておくことをおすすめします。

まとまった休暇が取れない

時間に自由が利くフリーランスですが、かといって休んでばかりでは生活ができません。
仕事をすることが収入に直結するため、当たり前ですが休めば収入は0です。

会社員には有給があり、暦通りの休日であれば、年末年始やお盆などで長期の連休を取ることも可能です。
収入が不安定なうちは、フリーランスでまとまった休みは作りづらいでしょう。

確定申告の手間がかかる

確定申告は会社がやってくれるため、多くの社会人は特別意識したことがないかもしれません。
しかしフリーランスともなれば当然自分でやる必要があります。

収入や経費の管理を漏れなく確実にしなければなりませんが、家賃や公共料金など、ものによっては経費の計算が複雑になってくる場合もあります。
余裕があれば税理士さんにお願いするのも手でしょう。

スキル習得や向上に時間がかかる

会社勤めであれば分からないことは上司や先輩から教わったり、社内研修によるスキルアップも見込めます。
対してフリーランスはそもそもスキルがないと契約が取れません。

契約先も成長途中の人よりは、すでに出来る人に案件を頼みたいでしょう。
また、誰かに教わりながら仕事をするということもないため、意識して時間を作らないとなかなかスキル習得や向上は難しいと言えます。

生活リズムが安定しない

仕事が多くて残業ばかり、というのもよくある悩みではありますが、定時がある以上、会社勤めはある程度安定した生活リズムで日々過ごせます。

フリーランスは毎日の時間割が自分次第なため、案件の数に応じて生活リズムを上手く調整できないと体調を崩しやすいでしょう。
自己管理を徹底できる人でないと向いていないかもしれません。

まとめ

今回はフリーランスで働くことのメリットとデメリットについてご紹介しました。

簡単に言えば、会社員は安定だけど縛りがある、フリーランスは不安定だけど自由度が高いといったところでしょうか。
どちらにも良いところと悪いところがあるため、最終的には自分に合うか合わないかです。

ただ、会社員のデメリットは組織の問題や人間関係など、周りに影響されるものが多いのに対して、フリーランスのデメリットは個人で解決がしやすいものと言えます。
仕事のスキルや、案件紹介のコネなど、会社員のうちからできる準備はしておき、時間管理・仕事量の調整さえしっかりできれば、デメリットの多くは解消されるでしょう。

これを読んでフリーランスという働き方、ぜひ前向きにご検討ください。

パンダくん
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