新型コロナウイルスの影響により、日々の生活に余裕が生まれたことで副業を始めたり、多様な働き方が認められるようになったりなどが要因で、フリーランスとして活躍する人や、フリーランスを目指す人が多く見受けられるようになりました。
しかし、「フリーランス」という言葉を聞いたことがあっても、実際にどのような働き方なのかイメージがつかないという方も少なくありません。フリーランスの働き方を実現することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
本記事では、フリーランスをこれから目指している方に向けて、総集編としてフリーランスになるメリットについて書いた記事をまとめます。この記事を読むことで、フリーランスになるメリットについて理解を深められ、自分にあった働き方を模索する上でのヒントを得られるようになります。フリーランスの働き方に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
メリット1:好きな場所で働ける
基本的にフリーランスは働く場所に制限がないです(ただし、クライアントから勤務地を指定されるケースもあります)。カフェや旅行先、自宅、学校、図書館など、自分の集中できる環境で仕事を進められます。
もちろん、インターネットがないところでは仕事ができませんが、逆に言えばWi-Fi環境が整っていれば、好きなところから仕事を行うことが可能です。
日本政策金融公庫の実施した調査※1によると、フリーランスが仕事を行なっている場所に関する質問で、「自宅の居室である」と回答した人の割合は全体の61.1%に及ぶことがわかりました。つまり、半数以上のフリーランスが自宅で働いているということです。
自宅で働くことで、交通費がかからない、オフィスを借りる必要がないなど、様々なメリットを得られます。フリーランスが自宅をオフィスにするメリットの詳細については、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
参照(※1):フリーランスの実態に関する調査
メリット2:好きな時間に働ける
フリーランスになるメリットとして、好きな時間に働ける点が挙げられるでしょう。納期までに業務を完了させられるのであれば、自分のペースで、好きな時間帯に働くことができます。
例えば、朝の静かな時間帯に仕事を終わらせてしまい、午後は自由時間として使っている、月の前半に集中して仕事を行なって、後半は休みをとっているなど、個人にあわせたワークスタイルが叶います。
中小企業庁の調査データ※2によると、8割近くのフリーランスが「不定休」で、2割近くが「土・日・祝日」と回答したことが明らかになりました。つまり、ほとんどのフリーランスは自分のスケジュールに合わせて働くタイミングを決めているということです。
このようにフリーランスになることで、場所や時間などの自由度を高められます。
メリット3:自己実現できる
フリーランスは自己実現しやすい働き方といえるでしょう。フリーランスは基本的にほとんどのことを自分で管理するため、裁量権の大きいワークスタイルです。
例えば、自分でクライアント企業とやり取りして契約を結びますし、仕事量や働く時間、場所まで全て自分で決めます。そのため、フリーランスは自分が理想とする働き方を実現しやすいのです。
ただし、自己実現しやすい分、経理や契約などの事務的な手続きも自分で行う必要があります。また、会社員と比較すると保障制度が整っていないため、将来やいざという時に備えて自分で準備を進めなくてはいけません。
そのため、フリーランスは自己実現しやすいですが、責任が伴う働き方です。 自分の裁量で仕事をする際の注意点について、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
メリット4:年収アップのチャンスがある
フリーランスは業務ベースで契約を結ぶ働き方であるため、収入が安定しにくい働き方です。しかし、一方で仕事量や契約する仕事などを自分で調整できるため、年収アップのチャンスがあります。
例えば、「会社員からフリーランスに転身し、収入が倍以上になった」、「会社員時代よりも短い時間で同じ給料分稼げる」など、収入アップに成功している人も多く存在します。
ただし、フリーランスにはボーナスや有給などは適用されないので、トータルで得があるかどうか判断するようにしましょう。また、フリーランスとして成功するには、高単価の案件を獲得することが大切です。
フリーランスの年収事情について、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分にあった働き方を目指そう
そのため、裁量の幅が大きく、自己実現しやすい働き方といえます。一方で、フリーランスは自分で管理する事項が多く存在し、責任が問われることがあります。
フリーランスのメリットだけでなく、デメリットについても理解を深めた上で、フリーランスになる準備を進めることが大切です。当サイトはフリーランスに関する情報を発信しています。お役立ち情報を知りたい方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。